【徹底解説】不動産投資を始めるのにオススメの時期
逆に何歳までに始めないといけないとかもあるのかな?
それも20代前半が望ましいと思う!
20代前半で始めることのメリットは山ほどあるので、思いつく限り説明するね。
不動産投資を始める時期に迷っているあなたはこのページでこんなことを理解できます。
- 不動産投資を20代で始めるメリット5つ
- 不動産投資を20代で始める不安要素3つ
目次
【徹底解説】不動産投資を20代で始めるメリット5つ
不動産投資の大きな分かれ道は銀行のローンを利用するかどうかです。
マンションを購入するか、アパートを購入するか、戸建てを購入するかは購入金額(ローン返済金額)規模の差はあっても、基本的にメリットは同じです。
若さ(時間)は最大の武器
①銀行からの融資が長く利用できる
色々なサイトでも書かれていることですね。
年齢が若ければ、ローン返済は長い期間が可能となります。
ローンを利用される不動産投資家の多くは「なるべく長いローン返済期間」を戦略的に選ぶ傾向にあります。
以前は35年ローンが最長でしたが、今では45年ローンというのもあります。
27歳の時に45年ローンを利用開始すると72歳ですね。
現在の日本の雇用状況を考えると、終身雇用制度は無くなっているかもしれませんが、70歳を超えても現役バリバリで働くという世の中になっていることは間違いないでしょう。
ちなみに、「72歳まで返済し続けるの!?」と思った方。
不動産投資では当初設定したローン返済期間まで持ち続ける必要はありません。
自分が良いと思えば、途中で物件を売却してしまえばいいのです。
人生にはステージがあります。
学生時代はお小遣いがあまりなくて、安い居酒屋を利用していたのではないでしょうか。
社会人になると、徐々に利用する居酒屋もチェーン店ではなくなったり、「居酒屋」から「レストラン」「Bar」「クラブ」に変わる人もいるかもしれません。
不動産投資にもステージがあります。
不動産投資を始めたての頃は、手元の現金も少なく、購入できる物件も限定されてしまうかもしれません。
(銀行のローンを利用するにしても、諸経費程度の現金は持っていなくてはいけません)
ですが、家賃収入を貯めて、本業からも少しずつ貯めて、2件目の物件、3件目の物件と買い増していくうちに、あなたのステージはどんどん上がります。
小規模物件をたくさん持つ不動産投資家を続けることもできます。
小規模物件を全て売却して、集まったお金で大型の物件にシフトチェンジすることもできます。
そうやって、不動産投資のステージも変わっていきますから、一つひとつの物件を当初設定したローン返済期間まで持ち続ける必要は必ずしもないのです。
②失敗してもリカバリーしやすい
こちらも想像できますよね。
何にしても、失敗は早い方が良いです。
失敗が成長のヒントをくれますから、早く失敗すれば早くヒントが得られます。
27歳で失敗を経験する人と、37歳で失敗を経験する人、27歳の人は10年も早く失敗に気づけるわけです。
失敗しないに越したことはないです。
ですから、勉強しますし、用心します。失敗しないように細心の注意を払います。
でも、見通せない何かしらの失敗があるかもしれない。
それだったら、早めに経験した方が人生の軌道修正が早めにできて方が、無駄がないですね。
目の前に50万円があるとします。
27歳にとっての50万円と、37歳にとっての50万円はどちらが貴重でしょうか。
お給料のまだまだ少ない27歳にとっては50万円は貴重ですよね。
でも、子育てやマイホームローンを抱えているであろう37歳にとっても50万円は貴重です。
どちらかと言えば、私は37歳の50万円の方が貴重だと思います。
なぜか。
失敗ができないからです。
仮に27歳の人が50万円を落として無くしてしまったとします。
少ないお給料から、身を削って貯めた50万円を落として無くすなんて絶望ですよね。
でも、「27歳と37歳の比較」においては、見方が少し変わります。
27歳の時に50万円に手を付けず、大事にずっと保管し続けているとすれば、37歳まで50万円は変わらず残っています。
つまり、27歳の時に仮に50万円を無くしてしまったら、10年後までに再び貯めればいいのです。
10年間で50万円を貯めるには、毎月4,200円ほど貯金していく計算です。
こうすれば、37歳の時には元通りになるわけです。
つまり、27歳という年齢で失う50万円を取り戻すのは、時間さえかければ取り戻せるのです。
ですが、37歳で50万円を無くしたら、まさに色々な出費が重なり始める時期にあって、47歳までにコツコツと取り戻そうと悠長なことは言ってられません。
時間をかけている余裕はないのです。
つまり、「時間」はおおよそのことを解決するにあたって絶大なわけです。
早く始めれば、失敗しても、比較的早く修復できます。
③若くして世界観が変わる
世の中はシンプルな構図で成り立っていると言えます。
- 育てる人(親)、育てられる人(こども)
- 教える人、教わる人
- 売る人、買う人
- お金持ち、貧乏人
- 雇う人、雇われる人
- 指示する人、指示される人
このサイトを見ているあなたは「雇われる人」側の方ではないでしょうか。
多い少ないの差はありますが、毎月一定のお給料が振り込まれ、それをもとに生活していることでしょう。
不動産投資を始めると、完全にあなたが「主役」となります。
「主役」とは先ほどで言う「雇う人」「指示する人」のことです。
「お金持ち」、、、、とまではまだ言えないですが、コツコツ続ければ、「お金持ち」にもなれます。
学生から社会人になる際に「サラリーマン」を選択すると、「教わる人」「雇われる人」とずっと受け身が続きます。
一定のお給料が貰えてしまうがために、お金に関するアンテナも緩みがちです。
サラリーマンの仕事が楽だと言っているのではありません。
ただ、多くの人が「お金を稼ぐ」ことに苦労をしているのではなく、「上司に指示された業務に応える」ことに苦労しているのではないでしょうか。
それはあたかも「学校の先生に出された課題に追われる」ことと錯覚してしまいそうな光景だったりします。
不動産投資に関わらず、投資全般を始めると、物事への向かい合い方が180度変わります。
投資については、誰も決めてくれないのです。
自分で決めなくてはなりません。
自分で考えなくてはなりません。
それは、「雇う人」(経営者)の感覚に近いものとなります。
また、別の角度から考えてみたいと思います。
あなたが、高校時代や大学時代の友人と久しぶりに会って話が盛り上がる中で、友人を羨ましく感じたり、尊敬したりすることがあると思います。
たいてい、自分にはないものを友人が得たり、自分が経験したことのないことを友人が経験したりした時ではないでしょうか。
この不動産投資も友人が始めたと聞いたら、あなたは羨ましく感じたり、尊敬したりすることでしょう。
そういう経験をあなたが始めたとしたら、あなたが友人に話せる会話の幅が大きく広がり、少し自分が大人になった気がしませんか?
結婚前に「不動産投資家」の地位を築ける
③「不動産投資家」としての自分で結婚に臨める
まずは実際にYAHOO JAPAN!知恵袋に投稿されたコメントを読んでみてください。
不動産投資について質問です。
詳しい方がおりましたら、ご教示頂きたいです。
数年前に30代の夫が不動産投資で成功している方と出会ってから、夫も投資したいと言い始めました。
どんどん
不動産業者と話を進めていき、ほぼ決定の状況で私に伝えて来ました。
首都圏郊外、アパート一棟買い。
築年数は20〜30年。
利益は月に10万程
一応、下見に行くときについてきてほしいと言われ、見にいきましたが正直、私なら絶対に買わない物件だなと思い、その事も夫に伝え反対しましたが、もう買う!今しかないんだ!迷惑はかけないから、不動産投資させてくれ!そんな感じでローンを組み契約してしまいました。
金額は後から聞いたのですが8000万円くらいで、ローンを組んだ銀行はス○ガ銀行です…
今年の4月にシェアハウスの投資に失敗したニュースでその銀行の名前を聞いたときに、これはまずいと思い、夫に確認しましたが、大丈夫の一点張り。
正直、不動産業者に騙されたのではないかと思います。
損してもいいから手放してほしいと提案して、売りに出しても売れません。
せこいことに、買った値段より高く売り出していました。
それで売れるわけないと言って、値段を下げた様ですが、売れません。
私は家族には絶対に迷惑かけないでほしい事、もし何かあった時は離婚する事を伝えました。
正直、月に10万円の利益のために8000万円のローンを組む事が私には理解出来ません。
長い目で見て、ローンの利息を払ったら月10万円の利益にはなりませんよね?
しかも、自宅のローンもまだ返済中です。
私の母がすごく心配して怒っています。
私もその事が気がかりなのと他のこともあり、離婚を考えるようになりました。
この女性のコメントは、きっと世の中に数多く発生しているだろうと思います。
「月に10万円の利益のために8,000万円のローンを組む」ことに納得できないようですが、この女性はローンの金額が4,000万円でも反対する気がします。
たしかに上記の8,000万円の物件が不動産投資として良さそうだとは私も思いませんが、この女性の口調からは不動産投資に対する頭ごなしな拒絶感を感じるのです。
こうなったら、おしまいです。
お金を稼ぐ方法は他にもありますから、不動産投資は諦めた方が賢明です。(離婚したくなければ、ですが)
結婚する前から、不動産投資を始めていれば、こんなことにはなりません。
結婚前の付き合っている段階から、普段の会話の中で、自分の不動産投資に関する嬉しかったこと、悲しかったことなどを話していれば「不動産投資をしている人」として分かった上で結婚してくれます。
結婚するまでにあなたが不動産投資で上手くいっていれば、不動産投資に関するポジティブな会話がパートナー候補と交わされることになるでしょうから、パートナー候補も自然と不動産投資に対する抵抗感はなくなるはずです。
④結婚前なら「連帯保証人」不要なことが多い
これは、あなた自身の気持ちの問題とかではなく、銀行側の話です。
銀行のローンの金額にもよりますが、独身のうちはローンの申し込みをする際に「連帯保証人」を求められることが少ないです。
ですが、結婚してパートナーができると「連帯保証人」を求められるケースが多くなります。
パートナーが不動産投資に理解を示してくれることもあるでしょう。
「あなたの責任の範疇でおさめてね」と。
ですが、パートナーに連帯保証人になってもらうということは、もっと積極的に「協力的」でいてくれないいけません。
「私も一緒に頑張るよ」と。
これって、結構ハードル高いです。
ですから、結婚する前に不動産投資を始めて、連帯保証人をつけずに1件、2件と買い進めましょう。
いざ結婚をするという段階では、
- 不動産投資を既に実践している
- そして、利益をあげている
という既成事実が出来上がっていれば、パートナー候補もあなたを「不動産投資をしている人」として分かった上で結婚してくれますし、あなたからも結婚前に「『連帯保証人』になってもらうことになると思う」とあらかじめ伝えることができます。
【念のため】不動産投資を20代で始める不安要素3つ
20代こそが、資全般(特に不動産投資)に自由に向き合うことができる時期だとお分かりいただけましたでしょうか。
「結婚」「子育て」という比較的自由の無くなりがちな時期を迎える前に、早々に始めることをオススメします。
しかしながら、メリットだけを伝えると「怪しい」「胡散臭い」「騙されそう」と疑われるでしょうから、20代についても不安要素を考えてみます。
①遊ぶためのお金が少なくなる
学生生活が終わり、社会人になったあなたは、それまでと「遊ぶ場所」も「使うお金」もリッチになったのではないでしょうか。
不動産投資を始めるにあたっては、まず1年間で100万円貯めるイメージを持つといいでしょう。
2年間で200万円になります。
200万円あれば、フルローン(物件価格の全てを銀行ローンを利用すること)で購入する場合、2,800万円の物件が購入できます。
- 2,800万円←物件販売価格(フルローン)
- 196万円 ←物件購入のための手数料(物件価格の約7%)←自分で貯めた現金
2,800万円の物件を20代のあなたが購入する姿が想像できますか?
さて、目の前の現実に戻りますと、年間100万円貯めるとはどんなペースか。
- 毎月5万円(年間60万円)、ボーナス20万円(年間40万円)
- 毎月8.4万円(年間100万円)
どちらも目を逸らしたくなる辛い現実ですね。
でもどうでしょうか。
社会人になったばかりの人は会社の寮などに入っていたりすれば、家賃が大幅に安いはずです。
毎月5万円の貯蓄を頑張りましょう。
そうなると、毎月の遊ぶお金が大幅に減ってしまいますよね。
20代は特にお給料が安い。
でも一番遊びたい時期でもあります。
あなたは遊びたい欲求を少し我慢できるでしょうか。
②始める不動産投資が限定されやすい(それはそれで良いとも思うが)
不動産投資というと、マンション1棟買い、アパート一棟買い、マンション1部屋買い(区分買い)、戸建て買いと色々種類があります。
中でも、マンション1棟買いとなると、ピンキリですが、5,000万円以上します。
1億円、2億円の物件も山ほどあります。
アパート1棟買いでも2,000万円以上します。
先ほど、200万円貯めれば2,800万円の物件に手が届くと言いました。
ですから、安めのアパートなら手が届きます。
凄いですよね。
今は、おそらくマンションやアパートを「借りる」側ですよね。
それが、アパートを「貸す」側になるわけです。
ですが、「安物買いの銭失い」という言葉があります。
2,800万円のアパートだと、かなり低スペックだと思われます。
最寄り駅徒歩25分とか、築45年とか、家賃3万円とか。
ですから、2,800万円分購入できるチャンス(自己資金200万円)があるならば、最初はマンション1部屋買い(区分買い)から始めるのが良いでしょう。
無理のない範囲からスモールスタートすることが成功への近道だと私は思っています。
ですから、マンション1部屋買い(区分買い)は全く間違っていない選択ですが、不動産投資と言えば「マンション1棟」「アパート1棟」と夢を膨らませている人だと、少々肩透かしをくらうかもしれませんね。
③不動産業者、銀行にナメられる(かもしれない)
これは必ずしも全員が経験することではありませんので、あまり気にしなくて良いです。
やはり20代で不動産投資を始めるということは、まだまだ珍しい部類なわけです。
多くの人は、この20代の時期に「資産形成」の必要性、「副業」の必要性を感じられていません。
普通であれば、「20代から不動産投資を始めるなんて凄いね」と一目置かれることの方が多いです。
しかし、原始人みたいな思考の不動産業者や銀行の担当者ですと、お客さん(あなた)が20代だと知ると
- 金を持ってなさそうだし、どうせ冷やかしだろう
- まだ会社の仕事も半人前だろうに、投資なんて10年早い
みたいな対応をしてくることがあります。
そんな不動産業者からは優良な物件情報は提供されませんし、契約も上手くいかないでしょう。
こういう輩(やから)は無視して問題ありません。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
20代で不動産投資を始めることのメリットを感じていただけたでしょうか。
「20代で不動産投資を始める」という言葉が曖昧かもしれませんね。
まずは不動産投資の「勉強」を始める。
そして、同時に不動産投資のための「貯蓄」を始める。
これを20代前半から始められたら最高です。
2年間で200万円貯まらなかったら、3年かかっても全然問題ありません。
4年かかってもいいでしょう。
29歳までに1件目の物件を購入できることを最低目標として、自分なりの準備を進めましょう。
「自分なり」って表現は気持ち悪いですか?
「『自分なり』が分かれば、こんなサイト見てないよ」と言われるかもしれませんね。
そうしたら、このペースで考えてみてください。
■遊びよりも不動産投資を優先コース(年間100万円貯蓄コース)
上記のとおりです。
遊ぶお金を減らすか、会社の寮に入る、シェアハウスに引っ越す、実家暮らしに変更するなどの工夫をしながら、猛ダッシュで貯蓄しましょう。
そして、2年ごとに1件ずつマンション1部屋買い(区分買い)を進めましょう。
25歳から貯蓄スタート→27歳で1件目購入→29歳で2件目購入→31歳で3件目購入
■遊びと不動産投資を半々コース(年間70万円貯蓄コース)
遊びと不動産を半々というつもりではなくても、年間100万円も貯蓄はできないという方向けです。
3年間で200万円貯まる計算です。
25歳から貯蓄スタート→28歳で1件目購入→31歳で2件目購入
■そのうち不動産投資やれたらいいなコース(年間50万円貯蓄コース)
まだまだ不動産投資を始めるかは分からない。
でも、いつか始めるかもしれないから準備だけはしておきたい。
25歳から貯蓄スタート→29歳で1件目購入できる状態
不動産投資に少しでも前向きになれたら、次はこんな記事も読んでみてください。
千里の道も一歩から。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!